仕事とプライベートを上手に分けるには?
仕事とプライベートにメリハリをつけるにはどうすればいいのでしょうか?
家に帰っても仕事のことばかり考えてしまう、また逆に仕事をしている時もプライベートのことばかりを考えてしまい仕事が手につかない。こんなお悩みを持つ方も多いはず。
「オン」と「オフ」とのせめぎあいはビジネスパーソンの永遠のテーマ。
上手にオンとオフの切り替えができる方法とは?
1.出発の2時間前に起床する
一日のスタートである起床。仕事に出発するまで少しでも長く寝ていたいという気持ちはわかります。
でも、ついつい「2度寝」をして寝過ごしてしまって、バタバタとした身支度では忘れ物もしがち。
メイクに時間をかけることもモーニングコーヒーも楽しむことも永遠にできません。オフィスへ出かける2時間前に起床することを心がけていれば、朝食やメイクタイム、新聞に目を通すまで余裕をもってスタートすることができます。
まずは目覚まし時計を出発の「2時間前」に合わせましょう。
2.移動時間も無駄にせず使う
オフィスまでの移動の通勤時間も寝てしまっていては一瞬過ぎ去ります。
通勤時間といっても大切な自分の時間。無駄に時間を消費するのではなく大切に使うことを意識しましょう。
興味のないニュースをダラダラ見るよりも、あなたの興味のある情報をキャッチすることを最も優先するべきです。眉間にしわをよせて苦手な新聞を読むぐらいなら、好きな音楽や本を楽しみましょう。
3.オフィスの駅に着いたらONにスイッチを入れ、自宅の駅に着いたらスイッチをOFFに切る
オフィスの駅に着いたら仕事モードにオンにスイッチを入れましょう、改札でも曲がり角でもかまいません。
スイッチを入れる場所を最寄駅付近と決めて気分をシフトしましょう。
オフィスに入る直前だとすぐに仕事をスタートしずらいので、オフィスの最寄り駅から今日の予定ややるべきことを意識して歩きましょう。
その間に思わぬアイディアが閃く場合もあります。
4.今日終わらせれることは先延ばししない
仕事のタスクは先延ばしをしないように心がけましょう。
今日終えるべきタスクはさっさと終了させてしまい、次の仕事に取りかかることが重要です。
先延ばししていてはどんどん仕事が増えて残業をしなくてはいけなくなるケースも多くなることでしょう。
タスク管理は仕事にメリハリをつけることのできるあなたの強い味方です。
5.オフィスでの挨拶はかかさない
オフィスで気持ちにメリハリをつけてくれるのが、コミュニケーションでも重要な「挨拶」です。
元気で爽やかな挨拶をすれば、自然と仕事への情熱も高めてオンのスイッチを入れてくれると同時に、あなたの同僚や上司にも印象がいいはずです。
オフモードが抜けきらない時こそ「挨拶」をしましょう。
6.早く終わらせたい仕事ほど集中する
腕時計を何度も見ていても時間はほとんど経過しません。
仕事が面白くなくても集中して作業に取り組めば「もう、こんな時間か」と感じる瞬間が訪れます。集中することで時間はあっという間に過ぎるでしょう。
オフィスでくだらない噂話にダラダラ付き合うくらいなら、目の前の仕事に集中しましょう。その方がよっぽど時間の経過が早く感じるはずです。
7.誘いにも断る勇気を持つ
プライベートを優先するには、ビジネスライクなお付き合いに「断る勇気」を持つことも時には必要です。自然に断れる理由を事前に準備しておきましょう。
習い事や体調などの理由を盾に相手を不快にさせない上手な「断り文句」も時にはあなたの時間と身を守る手段です。
お付き合いも重要ですが、心と相反する行動はホスト側でもゲスト側でも失敗するケースが多いですし、何よりも楽しくありません。
くだらない飲み会に参加するくらいなら、早く帰って休みましょう。
8.お酒を飲みすぎない
仕事でもプライベートでも深酒は禁物です。
二日酔いなどで体調を崩すだけでなく、思考回路も鈍化させてしまい思わぬ発言やとんでもない行動がトラブルのもとになりますので、適量を楽しむように心がけましょう。
プライベートでもお酒の量を間違えると、寝入ってしまいあっという間に休日を自宅で無駄にしてしまうことも。
9.やりがいのない仕事はしない
可能な限り「やりたくない仕事からは離れる努力」をしましょう。オンやオフを切り替える以前に、その会社での仕事はあなたの人生をより豊かにしてくれますか?
もしそうでないのなら一刻も早くオンに切り替えて、まずは仕事を変えてみることからスタートしてみましょう。
10.適度な運動習慣をもつ
運動はオンの時に疲れた心をリフレッシュしてくれる効果があります。
オフの時にはお気に入りの音楽と一緒にジョギングやウェイトトレーニングをほんの少し取り入れてみましょう。力が湧いてくる感覚が掴めるはずです。
そして何よりもバスタイムが楽しみになり、食事が美味しくなります。
11.就寝前のスマホはできるだけ見ない
就寝前にスマホを見るのは、あなたの趣味・思考に関する沢山の情報が飛び込んでくるので睡眠時間を削り快眠を妨げる原因の1つとなります。
あなたの心と体をオフにしてあげたいなら、寝る前にはまずはスマホをオフにしてみましょう。
12.休みの日に寝すぎない
休みの日は寝すぎないようにしましょう。せっかくのオフがあっという間に過ぎてしまいます。
過ぎたオフの時間は取り戻せません。遅くまで寝ること以外のオフにはオフにしかできないことをあなたは思う存分楽しむべきです。
休日の起床時間は前日の就寝時間で快眠することと規則正しい生活で取り戻せます。
13.プライベートな予定を入れすぎない
エネルギーに満ち溢れたオフを過ごすことも時にはあなたの活力源になり、日頃のストレスから解放されますが、体は疲労していきます。
忙しいプライベートはオンの時と同じ。オフには心身ともにリラックスすることが重要です。
いかがでしたか?
仕事などでのオンの状態がずっと続いている場合は、精神的な面で緊張が続いており休息ができていない状態。
この状態が続くと疲れが溜まっていき精神的・肉体的にも疲弊してきます。
疲弊した状態を放置していくとやがて疲れがどんどん溜まっていき、やがて疲れ果てエネルギーが湧かなくなり、ついには無気力な状態に陥ります。
また、プライベートなどでのオフの状態は精神的にも肉体的にもリラックスできている時ですが、逆にこちらもずっとオフの状態が続けば職場に足が向かなくなったり、外出さえ面倒に感じてしまい無気力な状態になってしまうリスクもあります。
ライフスタイルにオン・オフのメリハリをつけてあなたの人生をより豊かなものにしましょう。