子供の頃、夢中だったあのテレビアニメ。今の子供たちが見たらどう感じるのでしょうか?
小学校低学年の息子がいる我が家では、「妖怪ウォッチ」「ポケモン」「クレヨンしんちゃん」「ドラえもん」が不動のお茶の間を飾るレギュラーテレビアニメとなっておりますが、皆さんはいかがでしょうか?
ひょんなことから、「昔のテレビアニメ」の話題になった我が家。主人が急に、
「昔のテレビアニメの感動は、今と比べものにならない」
と何とも偉そうでしたので、そこそこキツめに無視してあげました♪
・・・が結局、
「30代のパパがあの頃ハマったテレビアニメを息子に見せてドヤ顔をしたい!」
という理由だけで、あの頃の作品を見てもらうことになりました。そこで、色々とどのテレビアニメを息子に見せるのかを主人が熱くほぼ一人で「あーだこーだ」と言いながら決めた結果、以下の5作品を息子に見てもらうことになりました。
パパが昔ハマったテレビアニメを息子に見せたい!
30代のパパならわかる!?あの頃夢中になったテレビアニメ5選
「キン肉マン」
「聖闘士星矢」
「ドラゴンボール」
「スラムダンク」
「北斗の拳」
主人がいうには30代後半なら恐らく、
「テッパン中のテッパンの神チョイス」
の作品ラインナップらしいですがいかがなものでしょうか?
「この5作品を見れば息子もきっと腰を抜かすに違いない!」
とドヤ顔の主人。さて、どうしたものか。そんなこんなで、いよいよ息子に上映することになりました。
息子は果たして小宇宙(コスモ)に目覚めるのだろうか?
いざスタートをするにあたり1話から見せるには時間もかかり大変というわけで何日かに分けて、You Tubeを活用させてもらいながら息子に鑑賞してもらうことに。いや~本当に便利な時代になりましたね。
1作品目は「キン肉マン」
主人がいうには、小学生の頃「キン消し」というキン肉マンの小さな人形を持っていない小学生はいなかったらしいですが、私は持っていませんでした。当時、ファミリーコンピュータのソフトも友達同士で熱中したらしく、ゲームの中であまりにも強いブロッケンJrを選択するのはタブーだったという興味の無いローカルルールまで熱弁してくれました。
どの場面が一番心に残っているかとの話では、
①ブロッケンマンがラーメンマンに食べられるといった恐ろしいエピソード
②テリーマンが子犬を救う為に新幹線を素手で止めるというとんでもないエピソード
③ロビンマスクの姿が水から見えて、「ロビンマスクが勝った!」と思いきやマスクだけを敵超人が掴んで水から出てくるという恐怖のサプライズシーン
④最初悪魔超人だったバッファローマンがキン肉マンとの戦いで善い超人になりかけたところに悪魔が現れ電信柱が後ろからザーンのグサッの衝撃シーン・・・など、
「オイオイ、子供に見せても大丈夫かよ?」
と思わずツッコんでしまうエピソードばかりを熱弁してくれました。話が終わりそうもないので、いざ息子に見てもらうことに。
「キン肉マン」を見た息子の感想は・・・
「戦いばかりで面白くない」
「え?」
私「ぷっ!」
プロレスというものを格闘技を根底から覆す感想に、主人はフリーズしておりました。
しばらくしてから「いやいや、1話目からずっと見てたわけじゃないんだし、誰が誰かもあんまりわかってないんだし、技の名前とか何も知らないからそりゃ面白くないと思うよ」となぜか必死にフォローを入れ始める始末。
自分の幼少期の感動を息子に完全否定されたのがよほど辛いのでしょう。
2作品目は「聖闘士星矢」
主人いわく、小学校の頃「セイントクロスフィギュア」を持っていない小学生はいなかったらしいですが、こちらも私は持っていません。シルバニアファミリーやリカちゃん人形と服なら持っていました。
こちらもファミコンで友達と熱中し、異次元のステージは激ムズ、ここぞの場面で敵の攻撃をかわせた時に初めて自分の中の小宇宙(コスモ)を感じたらしいです。
どうでもいいです。
でもこの聖闘士星矢は少し見てました。氷河がカッコよかったというのだけは何となく覚えています。どの場面が一番心に残っているかという話を短く!という話では
①氷河と師匠カミュの戦いで氷の中に閉じ込められた氷河を紫龍がこれまた師匠の剣で救うというまさに師匠大活躍エピソード
②紫龍とシュラの戦いで自分の命をかけて繰り出す技で宇宙まで飛んでゆく人間ロケットエピソード
③瞬がアフロディーテに追い詰められた時に実はチェーンが無い方が強いという素手最強エピソード
・・・まで吐きそうな程話してくれました。
「聖闘士星矢」を見た息子の感想は・・・
息子「コスモって何?ガソリン?」
主人「・・・小宇宙」
私「ぷぷっ!」
という何とも意味不明なやり取りの父子の会話になりましたが、先ほどのキン肉マンと比較するとやや息子は興味を抱いた様子。
3作品目は「ドラゴンボール」
こちらは現在もTVで続編が放送されているので息子も悟空やかめはめ波は知っていたので、割愛しようかと思った時に主人が突然、
「クリリンのことかー!!!」
と大声で叫び出し、スーパーサイヤ人になる時のエピソードは譲れないと鑑賞することに。息子も極悪非道のフリーザは嫌いな様子で悟空がスーパーサイヤ人へと変貌を遂げた瞬間は興奮していました。これ以降、我が家では何かしらで息子のテンションが上がると
「クリリンのことかー!!」
と大声で叫びます。はっきりいって
「クリリンのことじゃないです!!」
と大声ではっきり叫びたくなります。そして、何か物を投げる時は必ず
「ドドンパ!!」
と言います。キツイです。何故かわからないですが、昭和ボーイの香りがとても恥ずかしいです。
そんな息子がドラゴンボールについて最近主人に聞いた質問が、
息子「ドラゴンボールって何個?」
主人「7つ・・・たぶん。」
私「・・・」
気になるところは個数なのか?もっと色々質問あってもいいんじゃねぇの?あと、たぶんって何だよ!と一人思うのでありました。
パパは伝説のバスケットボールマンガに期待する!
4作品目は「スラムダンク」
こちら主人いわく、キラキラした目でみんなマンガもテレビも見ていて、スラムダンクを見てバスケットボール部に入部をしなかった小中学生はいなかったと自信満々に言っておりましたが、私はブラスバンド部でした。そして見ていませんでした。ここにきて初めて夫婦の溝を感じはじめました。
相当話題になったということは知っていますが、詳細は皆無。バスケットボールのルールも皆無。一応、どの場面が一番心に残っているか一応聞いてみると、
主人「最後まで・・・希望を捨てちゃいかん。あきらめたらそこで試合終了だよ」
私「は?」
いやいやいや、急に何?いきなり言われても知らない私にとっては
「あっ、はい・・そ・・そうですか。お疲れ様で~す。」
としかならないです。他にはと聞いてみると、
主人「左手は添えるだけ」
私「えっ?何?みじん切りのこと?」
何?何?怖い怖い怖い。いきなり左手は添えるだけって作法?何?全然意味がわかわからない。一番感動した話はと聞くと、
主人「・・・バスケがしたいです。(泣き顔)」
私「・・・」
ポカーンです。意味不明すぎて。むしろ、
「んじゃ、すればいいじゃん!」
の一蹴です。原作、TVともに見ていないと主人が何を話しているのかさっぱりです。
さて、脱線してしまいましたが、「スラムダンク」を見た息子の感想は、
息子「・・・面白くない」
主人「・・・マジか」
私「爆笑!!!!!」
うひゃひゃひゃ。お腹イタイ、お腹イタイ。相当ダメージが蓄積されていく主人が少し可哀想には全く思いませんっ♪
5作品目は「北斗の拳」
これは主人と共有できるテレビアニメでした。何故かこれだけは当時の私もテレビで見ていましたが、途中で両親に見ないようにと注意された記憶があるのを覚えています。これはあの当時社会現象として言えるくらいみんなが見ていたテレビアニメではないでしょうか。勿論のことながらまだ小学校低学年の息子に見せるには抵抗がなかったわけではありませんが、でも感動の場面がいくつもあった気がします。
主人を置き去りにして私の一番の名シーンはやはりシュウの最後。あのシーンは今でも重いものを持つたびに甦ります。あとはフドウとラオウの対決シーン、「ええっ~!相手が違うだろ~!!」と大きな声を出した気がします。
一番腹が立つキャラはジャコウ・ジャキのこの二人。何というか視点を変えればここまでよく悪くなれたなと。主人はジュウザ対ラオウのシーン、ラオウの最後、アインの最後が特に印象的といった感じでした。怖がるならすぐに見せるのやめようねと夫婦で決めて息子が「北斗の拳」を初対面。
息子「バットとリンどっちが強いの?」
主人「ある意味でリン」
私「・・・?」
なんじゃそら。確かにリンちゃんはほとんど無傷でしたけどね。強さとは拳の強さ?芯の強さ?メンタルの強さ?それともお肌の強さ?それによっても回答が変わる・・。それからというもの息子の北斗の拳の登場キャラクターでどちらが強い?の質問が攻めがはじまることになりました。
結論:父親が子供の頃夢中になったアニメは、息子もハマるものはハマる。
というわけで、今回の結果はこんな感じになりました。
でも、一部しか見せていないのでやはり1話からずっと見ていてこそ味わえる感動というものがあります。
そして、やはりそのアニメや漫画の好き嫌いに個人差があったとしても、やっぱり全てを見てはじめて理解できるものなのだなぁ~と改めて実感しました。
ストーリーを知らないと会話していることすら当然わからないし、熱くなる場面を見てもそれまでのエピソードを知っているのと知らないのとでは感動も全然違います。
次回の展開がどうなるのかワクワクしながらTVの前にかじりついたあの日、あの頃。今はレコーダーのおかげで「あとで見る」や「好きなシーンをくりかえし何回も見れる」といった便利な機能が身近になったこと。
あの頃といえば、近所のばぁちゃんに話かけられても「うん!」の一言で既読スルーしダッシュで帰宅。
宿題をマッハで終わらせ、ガツガツと夕飯を流し込み、風呂に入る速さを競う世界大会がもしあるならば、「そこそこいってたんじゃね?」という程の速さで風呂に入り、親を黙らせる程の気を全身にまとい、「さぁ!こいっ!」といわんばかりにTVの前で放送を待っていた気がします。
あの何とも言えないテレビアニメを見る限定感が、今も脳裏に焼き付く感動と興奮をより大きくしてくれたのかも知れません。
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